

吉田藩の城下町と伊勢へと通じる湊町を兼ね備えた宿場町として、大いに賑わっていた吉田宿。現在は豊橋市の中心街にありその賑わいは今も昔も変わらない。南へ向かう田原街道と北へ向かう別所街道の分岐点であり、五十三次の中でも大きな宿場であった。
現在は既に城下町の姿をとどめてはいないが、それでも歩いていると本陣跡や石碑・標柱などの遺構が所々に散見でき、旧街道の風情を十分に感じることができる。


1505年築城。家康が東三河攻略後、酒井忠次が入城。その後、池田照政が近世城郭へと整備・拡張した。※1954年再建


今や全国的に珍しくなった路面電車は豊橋のシンボル。のんびり揺られながら、街巡りが楽しめる。


大正2年(1913)に建てられたビザンチン様式の教会。ドーム形の外観も美しく、国の重要文化財に指定。


東海道と本坂通の分岐点に建立。以前は豊橋公園内にあり、東海道宿駅400年を記念して本来の地に戻された。


享和2年(1802)の頃の書上によると吉田宿は清須屋与右衛門と江戸屋新右衛門の2軒が並び賑わったとされる。


10月1・2日に開催される羽田八幡宮の祭り。五穀豊穣を祈願してあげる約800本の手筒花火が勇壮。毎月1と5の日には境内で朝市が行われる。


昭和6年(1931)に造られたロマネスク様式の建物。映画のロケ地などにも利用される国の登録文化財建築物。


曲尺手とは城下町特有の鍵曲がり道。軍事的な役割のほか、大名行列同士がかち合わないようにするためでもあった。


郷土ゆかりの美術や歴史、民俗資料などを収集展示。定期的に企画展も開催している。